勢いで「PRESS START」を申し込んじゃったもんで、急遽でっち上げた大阪旅行。一泊二日で行ってきた。
行きは 10:00 発の伊丹空港行き。でも空港には 9:00 集合と指定があったので、そのようにしたが、チケットを貰っただけで、あとは待ち時間。コーヒー飲んで余裕こいてたら結構ギリギリになってしまった。定刻ちょっと過ぎてフライト開始。上から見た富士山が新鮮だったなー。毎度思うけど、飛行機って凄い。あんなでっかい図体が空に浮くだけでワクワクする。もう三十路超えてるけど毎回ワクワクする。
11:00 過ぎに伊丹空港に到着。エライ街中にある空港なのね。着陸直前まで普通の建物が近くに見えて怖かった。しかし外はむちゃくちゃ暑い。。息も絶え絶えにモノレール乗り場を目指す。ここで違和感。…エスカレーターの左側が開いている!うをー本当だったんだー。郷に入っては郷に従うため、我々も右側に寄った。大阪モノレール(Suica は使えないぞ!)と阪急宝塚線を乗り継ぎ、梅田に到着。おおお、これが有名な梅田ヨドバシか~。その後、まずは昼食ってことで、有名らしい「はがくれ」というお店を目指す。地下街にあるお店なんだけど、お昼時ってこともあってか、20人くらい並んでた。20分くらい待たされた後、あまり広くない店内に通される。おいらは釜あげうどん定食、妻は天ぶっかけうどんというナイスチョイス(?)。場慣れしてないおいらは、店長さんに食べ方を徹底的に指導され、ようやく食べることができた。恥ずかしかったなぁアレは。。薬味はうどんが来る前に予めつゆに入れておき、うどんは二本ずつ箸にとり、器を滑らすようにつゆに導き、一気にズルズル食べるべし。良い子の諸君、分かったかな?で、味のほうは、緊張であんまり分かんなかったけど美味しかったです。料金は二人合わせて 1,700 万両でした。高いねー。セレブ食だねー。

お腹を満たしたところで、大阪城北詰駅に移動し、大阪城に向かう。駅からかなり遠いんだな、、というか、今回の旅は全般的に徒歩の移動距離が長くて大変だった。まぁ東京も人のことは言えないけどね。んでお堀に到着。ひとつひとつの石がデカイ。天守閣付近のパフォーマーのおじさんが寂しそうだった。あと外国人だらけだったな。。せっかくなので展望台まで登ってみることに。汗だくで階段を登るしかないかなーと思ったら、中は冷房効きまくりでエレベーターで8階まで一気に行ける仕組み。情緒のかけらもないが仕方なし。8階から見た大阪は…ごちゃごちゃしてました。中は博物館になっており、いろいろな展示を拝むことができるという、普通のお城っぽい展開。「ぞうりをふところに入れて暖めたという話は、江戸時代後期の『絵本太閤記』の脚色である」だそうです。建物を出た後は、修学旅行中らしき中学生の青春っぽいやり取り(とっとと告白しちまえ!)を横目に見つつ、森ノ宮駅まで歩いた。

再び梅田に戻り、「梅田芸術劇場」に向かう。と、その前に、駅前の「はなだこ」というお店で、ねぎマヨたこやきを食す。溢れんばかりのネギとマヨネーズに圧倒。たこやきの中はとても柔らかく(大阪のたこ焼きはこういうものらしい)、プリッとしたたこの歯ごたえ。うーん美味。コンサートを聴く前にネギを食ったのはちょっと失敗だったかもしれないが美味しかったので仕方ないよね。食後、会場に向かう途中、「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかスペシャル」の看板とカメラを持ったスタッフらしき集団とすれ違ったけど、声をかけられることはなかった。(主にゲーム関係の)夢を語りたかったのにぃ~!会場に到着後は「PRESS START 2007」を鑑賞。詳細は昨日のレポを。

「PRESS START 2007」終了後、再び梅田駅前に戻り、「ヨネヤ」という串かつ屋さんで夕食。串かつ屋初体験。色々不安だったけど、無茶苦茶美味しい。ビールとキャベツ片手に食べまくり。ソース二度付けはご法度だ。値段もお手ごろだし、これはいいなー。東京でも気軽に行ける店を探してみよう。地下街のためか、ラストオーダーの時間が早かった(21:00 頃だったかな)。新大阪のホテルに移動して終始だらだら。胃がもたれてきたので胃薬飲んだ。
二日目。初日の疲れもあり、11:00 のチェックアウト時間付近まで粘って出発。まずは腹ごしらえってことで、再び梅田に移動し、「インデアンカレー」を目指す。これまた地下街。今回の旅はメトロがキーワードです(あとづけな理由)。おいらはご飯大盛り、妻は卵をトッピング。ここは店員さんが渋い。静かにカレーを盛り、客にさっと提供する。男の世界だな~(女性の店員さんも居ました)。肝心のカレーは、最初甘いかな?と思わせて、後からヒーヒーカラムーチョってな感じ。要するにちょっと辛いです。具があまり入ってないシンプルなカレーだけど、奥が深いように思う。お店は東京にもあるみたい。

さて最後の目的地は「海遊館」。あ、ちなみにこの日の移動は「OSAKA 海遊きっぷ」を使いました。んで現地到着。いきなり入場待ち20分ってことで、かなりの盛況っぷり。少し前に並んでいたカップルの女性のほうが、はしのえみもかくやというくらいの(←大袈裟)お姫様ファッションを、このクソ暑い中に装着されており、個人的にはとっても注目してたのだが、入場後はウォッチしてる暇もなく、即さよならって感じだった。
んで、この海遊館、館内はかなり広く、8階までエスカレーターで登った後は、たっぷりとお魚さん達を眺めることができる仕組み。すんごい混んでたので、のんびりはできなかったけど、ペンギンさんだのジンベイザメ殿だのマンボウ氏だのウミガメ卿だのを拝むことができ、値段分以上に楽しめた。とにかく水槽がでっかいのよねー。ジンベエサメ超でかい。ジンベエザメ超ヤバイ。大阪にこんな癒しスポットがあるとはかなり意外だった(失礼)。写真は「G ダライアス」のラスボスです(うそ)。
水族館を出た後は、近くにあった「会津屋」でたこやきを食す。ソースが一切かかっておらず、一個一個が小さい。解説によると、これが本来のたこ焼きなんだとか。食べてみると…なんつーのか、駄菓子っぽい懐かしい味がした。どうやらしょうゆ味のせいらしい。ちと意外だったけど、素直に美味しかったです。
で、御堂筋線に飛び乗り、最後の目的地、道頓堀に移動。これで大阪の東西南北は制した…のか?ここでは「とんべえ」というお好み焼き屋を目指す。時間帯が良かったのか、すんなり入ることができた。ここは店員さんに最後まで作ってもらえます。さてお味は、表面がカリッとサクサク、中がふわっとトロトロしていて、そりゃーもう今まで味わったことがないお好み焼きだった。そうかー、なるほどねー、とうなずくことしきり。こんなのが家で作れたら幸せだろうねぇ。食後は周辺を散策。くいだおれ人形、かに道楽、グリコネオン、全てチェックした!思い残すことはないので、御堂筋線~大阪モノレールと乗り継ぎ、伊丹空港から東京へと帰りましたとさ。見て分かると思うが、新婚旅行以来のハードスケジュール。ヘトヘトになったけど、楽しかった。大阪の人達は、本当に関西弁を喋っているんだなあということも、今更になって分かり、有意義だった。当分行かないと思うけど、機会があればまたいきたいね。
最後に、大阪で一番印象に残ったポスターから文章を引用し、この旅を締めくくることにします。
チカンは
あかんで。
ぜったい
あかんで。